第4回さがっこ助成

さが・こども未来応援プロジェクトは「どんな境遇の子どもたちも見捨てない!」という誓いのもと、2017年に立ち上がった取り組みです。

地域のこどもたちの現状をよく知る皆さんから『こどもたちが歩いていける距離に、もっとたくさんの居場所があったらいいな』という願いが寄せらせ、その想いを叶えるため「さが・こども未来応援基金(愛称:さがっこ基金)を設立しました。

ガバメントクラウドファンディング(GCF)などを活用し、想いを伝え、共感してくださる方々からの寄付を募りました。そのご支援を元に2018年度から助成事業をスタート。

今回は第4回のさがっこ基金助成となります(第1回-2018、第2回-2018、第3回-2019、第4回-2020)。


【募集要項】

1.今回の募集について

2018年度から行ってきたこの助成事業も、今回で第4回を迎えました。県内各地の「こどもの居場所」活動の広がりで、こども・若者の大切な拠りどころが少しずつ増えてきています。

地域の居場所に携わってくださっている方々に、感謝の想いでいっぱいです。ありがとうございます。

今年は新型コロナ感染症拡大や7月の豪雨災害などで、居場所の取り組みも大変な状況ではないでしょうか。

活動を続けるにも、新たなチャレンジをするにも、様々なお困りごとを伴っていらっしゃることかと思います。

この助成事業を、ぜひご活用ください。

なお、今回の助成事業は「一般財団法人筑後川コミュニティ財団」様をはじめ、多くの支援者様からのご寄付により実施いたします。

2. 助成スケジュール

・申請受付期間:2020年8月7日(金)~2020年8月31日(月)17時00分まで<時間厳守>
・助成対象期間:2020年4月1日(水)~2021年3月31日(水)
>上記対象期間内に限り、採択決定年月日前の事業経費についても経費精算可とします。
>但し単発イベントに係る経費として支出済みのものについては選考会で可否を検討します。
・選考期間:2020年9月1日(火)~2020年9月11日(金)
・採択通知:選考終了後、採択可否を通知します。

3.対象となる団体

3-1.佐賀県内に事務所を置く企業・団体。
3-2.以下のいずれにも該当しない団体。
・個人的な活動や趣味的なサークルなどの団体
・政治活動や宗教活動を主たる目的とする団体
・反社会的勢力と関係のある団体

4.対象となる事業(コース)および助成金額

4-1.以下の(A)~(C)のいずれかの事業を対象とします。
4-2.複数の事業申請も可能です(事業ごとの申請フォーム入力が必要です)。
(A)学童保育及び子どもの居場所等の立ち上げ、運営、活動等に関わる事業
(B)「こども宅食」「フードパントリー」などの食事支援や訪問支援事業
(C)「筑後川コミュニティ財団コース」コレクティブインパクト事業(※2)
4-3.助成金額(総額500万円程度)
各コースの申請上限額および採択予定件数:
(A)コース:上限20万円(1事業につき)/15件程度
(B)コース:上限20万円(1事業につき)/5件程度
(C)コース:上限100万円(1事業につき)/1件程度

5.申請方法

5-1. 申請の前に必ず「さが・こども未来応援プロジェクト実行委員会」への電話相談を行ってください。

 <さが・こども未来応援プロジェクト実行委員会事務局:090-9655-1961>

5-2.申請エントリーフォームより各項目を入力して送信します。
※入力送信後、ご申請内容がPDFで届きますので必ず保管してください。
5-3.所定の収支予算書及び支出明細書に必要事項を入力し、メール添付にて提出します(郵送・持参不可)
・メールタイトル:予算書-第4回さがっこ基金-<貴団体名>
・メール送信先:info@saga-mirai.jp

収支予算書・支出明細書ダウンロード
https://saga-mirai.jp/wp-content/uploads/2020/08/yosansyo-sagakko-1.doc

<ご留意点>
*申請エントリーフォームは、記入途中の保存ができません。
wordやメモ帳などに下書きの上、記入されることをお勧めいたします。
*記載事項を補足する資料(活動内容紹介パンフレット、ニュースレター等)がある場合:
予算書をメール送信する際に、併せてデータを添付してください(PDF、Word、j-PEGなど)。

6.選考方法と選考基準について

6-1.「佐賀未来創造基金」が設置する「助成選考委員会」で書類審査にて選考を行い、結果を通知します。
6-2.選考では「申請内容」「インターネットなどで公開されている情報」を確認した上で、必要に応じて面談等を実施して採否を決定します。

7.採択団体が実施すること

・申請内容と予算を事務局と調整しながら確実に実施すること
・活動実施の積極的な情報発信及び報告など(ホームページ、ブログ、facebook 、プレスリリース等)
・本基金が指定するプログラムの諸条件を満たすこと

8.助成金の支払い方法について

・採択団体には、申請時に登録された銀行口座へ助成金の振込を行います。
・振込に際し、指定様式の請求書を提出していただきます。

9.重要な注意事項(必ずお読みください)

9-1.助成対象団体情報を公開します。
※公開情報 団体名、代表者氏名、所在地、事業内容、助成金額
9-2.申請時にご記載いただいた個人情報は、当財団の選考業務に使用し、それ以外には使用しません。
9-3.提出いただいた書類・資料等は返却できません。
9-4.選考結果や選考内容に関するお問い合わせには回答いたしかねます。
9-5.事業変更(中止)については、所定の変更様式の提出が必要となります。また、交付済みの助成金で助成事業に使われていない場合は「佐賀未来創造基金」に全額返還となります。
9-6. 実績報告:
・インターネットを活用し活動報告を掲載(活動状況がわかる画像付き)してください。
(そのURLを事務局へお知らせください。当基金のホームページ等でも活動報告させていただきます)
・新聞やテレビ等の報道機関の求めに応じて、事業成果等の情報を提供する場合があります。
9-7.助成事業継続に向けた協力:
・寄付者様(本助成事業を支援してくださった方々)へのサンクスメッセージや、助成活動がわかる画像等の提出を求められた場合は、報告義務の一環として協力をお願いします。
(広報活動等で二次掲載(二次利用)し、引き続き、本助成事業に対する支援寄付を募ります)
9-8.関係書類等の保存については、助成金に関わる収支の証拠書類(領収書など)を整理し、いつでも閲覧できるようにしておいてください。証拠書類は事業実施終了後3年間の保存が必要です。

(※1)CSOとは:
・CSOとは、Civil Society Organizations(市民社会組織)の略です。
・佐賀県ではNPO法人、市民活動・ボランティア団体に限らず、自治会・町内会、婦人会、老人会、PTA(といった組織・団体も含めて「CSO」と呼称しています。

(※2)「筑後川コミュニティ財団コース」コレクティブインパクト事業とは:
「一般財団法人筑後川コミュニティ財団」様からのご寄付により「子ども若者応援助成」の協働助成事業(※3)の一環として実施します。

(※3)「こども若者応援助成」の協働助成事業とは:
・多様な主体と連携し、コレクティブインパクト型(※4)の環境整備や支援の仕組みをつくる事業です。
・筑後川流域(佐賀県・福岡県・大分県・熊本県など)に向けた応援助成のうち、当財団では佐賀県域からの申請受付により協働事業を実施いたします。
(参照「こども若者応援助成」https://c-comfund.com/wp/kw-fund2020/)

(※4)コレクティブインパクトとは:
・コレクティブインパクトとは、立場の異なる組織(CSO、行政、企業など)が、組織の枠を越えて互いの強みを出し合い、社会的課題の解決を目指すアプローチのことです。
・個別の団体アプローチだけでは解決が難しい社会的課題に対応する方法として広がっています。

【お問合せ先】

▶申請前の電話相談:

さが・こども未来応援プロジェクト実行委員会
(事務局直通TEL:090-9655-1961)

▶申請後のお問い合わせ:

公益財団法人佐賀未来創造基金(愛称さがつく)
〒840-0813 佐賀県佐賀市唐人二丁目5-25
TEL : 0952-26-2228
Mail : info@saga-mirai.jp
ホームページ : https://saga-mirai.jp/

【さがつくからのメッセージ】

皆さん、SDGsってご存じですか?

耳にされたことがある方も多いのではないでしょうか。

SDGsは国連が掲げる持続可能な開発目標(17目標)です。

皆さんの「こどもの居場所」活動は、その中で次の目標に沿った取り組みだと思っています。

「1. 貧困をなくそう」
「3. すべての人に健康と福祉を」
「4. 質の高い教育をみんなに」
「11. 住み続けられるまちづくりを」
「12. つくる責任、つかう責任」
「17. パートナーシップで目標を達成しよう」

私たちといっしょに、子ども・若者、そしてそのご家族などが外的要因に負けない、持続可能に地域で暮らし続けられる社会を創っていきましょう!