
日本都市学会第72回大会「スポーツとまちづくり」開催報告
— 佐賀から広がる、スポーツ×都市×市民の可能性 —
日本都市学会ホームページ
2025年11月7日(金)〜9日(日)の3日間、佐賀県佐賀市にて日本都市学会第72回大会が開催されました。
会場は佐賀大学本庄キャンパス。
本大会は、日本都市学会および九州都市学会の共催のもと、佐賀県・佐賀市・佐賀市教育委員会の後援を受けて実施され、全国から研究者・実務者・行政関係者が集いました。
大会テーマ:「スポーツとまちづくり」
人口減少、地域経済の縮小、コミュニティの希薄化といった都市・地域が直面する課題に対し、「スポーツ」を軸に人・空間・経済・誇りをどう再編集できるのか。
本大会では、理論と実践の双方から、スポーツが持つ社会的価値や都市政策との接続可能性について、活発な議論が交わされました。

研究発表とシンポジウム(11月8日)
研究発表
8日(土)午前中には、佐賀大学構内にて研究発表が行われ、都市計画、地域政策、スポーツ政策、コミュニティ形成など、多様な切り口からの研究成果が報告されました。
シンポジウム「スポーツとまちづくり」
午後のメインプログラムでは、シンポジウム「スポーツとまちづくり」を開催。
基調講演では、佐賀市スポーツ政策アドバイザーの宮城亮氏が登壇。
SAGAサンライズパークをはじめとした佐賀の先進的なスポーツ政策事例をもとに、スポーツを“イベント”で終わらせず、日常や地域経済にどう根付かせるかについて示唆に富んだ講演が行われました。
続くパネルディスカッションでは、放送大学佐賀SC所長の山下宗利氏をコーディネーターに迎え、以下のパネリストが登壇しました。
- 白井 誠氏(SAGAサンライズパーク株式会社)
- 角田幸太郎氏(佐賀大学 経済学部 教授)
- 山田健一郎(公益財団法人佐賀未来創造基金 理事長)
- 笠原美鈴氏(SpoWell Lab株式会社 代表取締役CEO)
議論では、
- スポーツ施設を核にしたエリアマネジメント
- 健康・福祉・教育との横断的連携
- 市民参加型のスポーツまちづくり
- NPO・企業・行政の協働モデル
などが取り上げられ、**「スポーツは社会課題解決の“共通言語”になり得る」**という認識が共有されました。
山田健一郎理事長からは、佐賀未来創造基金の取り組みを踏まえ、
「スポーツをきっかけに生まれる“関係人口”や“共感の循環”が、持続可能な地域をつくる原動力になる」
との発言があり、研究と実践をつなぐ視点として大きな共感を集めました。
佐賀未来創造基金としての意義
本大会は、スポーツ・都市政策・市民活動・研究が一堂に会し、分野を越えて対話する貴重な機会となりました。
佐賀未来創造基金としても、スポーツを起点にした地域づくりや、官民・CSO連携の可能性を改めて確認する場となり、今後の事業展開に向けた多くの示唆を得ることができました。
まとめ(ポイント)
- 全国規模の学会が佐賀で開催され、地域の実践が学術的にも注目
- 「スポーツ×まちづくり」が都市政策・市民活動をつなぐ重要テーマに
- 研究と現場をつなぐ対話が、次のアクションを生む土壌に
佐賀未来創造基金は、今後もスポーツや市民活動を通じて、人がつながり、挑戦が生まれる地域づくりを推進していきます。







