専門家とともに踏み出すはじめの一歩
「遺言書作成ワークショップ」を開催しました
9月18日、鳥栖市の「とす市民活動センター・クローバー」にて、遺贈寄付ウィーク2025の特別企画として
「専門家と学ぶ遺言書作成ワークショップ」を実施しました。
遺贈寄付ウィークについて
「遺贈寄付」とは、ご自身が亡くなられた際に遺言や契約を通じて、財産の一部やすべてを公益法人やNPO、学校などへ託す仕組みです。
毎年9月13日は「国際遺贈寄付の日(International Legacy Giving Day)」。
これに合わせて、日本では9月10日〜19日を「遺贈寄付ウィーク」とし、全国レガシーギフト協会と加盟団体がキャンペーンを展開しています。
https://izoukifu.jp/campaign_2025/#whatsnew
佐賀未来創造基金もこの活動に参画して遺贈寄付の魅力や意義を広めるためにセミナー及びワークショップを企画しました。
セミナー及びワークショップ
当日は全国レガシーギフト協会 共同代表の樽本哲弁護士がオンラインで全国一斉のセミナーを行いました。
また、佐賀会場では弊財団と協定を結んでいる州都綜合法務事務所の原代表司法書士を講師にお迎えして約10名の参加者とともに学びを深めました。
前半は、
- 遺言書作成に必要な基礎知識
- 相続の基本パターンと注意点
- 遺贈寄付を実現するための方法
などを専門的な視点から分かりやすく解説。
後半は司法書士法人州都綜合法務事務所の原代表からお話いただきました。
https://shuto-office.com/
原先生からは佐賀での事例や遺言の必要性など、佐賀未来創造基金からは「パーツで組み立てる遺言書」のお話しとワークも紹介しながら進めていきました。
- 地域での相続や遺贈寄付の事例紹介
- 遺言書の文例を参考にした文章づくり
- 「付言事項」(遺言に添える想いの言葉)の書き方
あっという間の2時間で、参加者は真剣に自分事に置き換えてメモやシートに書きながら、自分自身の想いを考えながら整理していらっしゃいました。
参加者の感想
参加された方からは、
- 「遺言書は難しいものと思っていたが、身近に感じられるようになった。」
- 「想いをどう伝えるかを考えるきっかけになった。」
- 「専門家に相談できるたことで理解が深まり安心感が持てた。」
といった声をいただきました。
今後に向けて
今回のワークショップは、遺言書作成を“完成させる場”ではなく、“考え始めるきっかけづくり”として開催しました。
結果的に、多くの参加者が「まずは想いを整理することやわからないことがあれば専門家に相談することから始めればいい」と実感され、遺贈寄付や遺言書作成を前向きに捉えていただけました。
佐賀未来創造基金では、これからも遺贈寄付や終活に関する学びや出会いの「場」をつくり「地域に遺す想いを未来の力に」 変えていけるようがんばっていきます。
次回のセミナーは9月26日(金)10時から 終活・相続・遺贈寄付セミー「私にもできる終活と社会貢献」を開催させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
佐賀未来創造基金では、遺贈寄付や遺言書作成についてのご相談も承っています。
お気軽に、弊財団までお問い合わせください。