令和2年度佐賀県子どもの生活実態調査報告書によると、小学2年生から高校2年生の子どもがいる世帯で、全体の10%、ひとり親家庭の46.3%が世帯年収137.5万円未満の世帯となっています。
そのような世帯においては、「制服が買えない、カバンが買えない」から、と進学を諦めざるを得ない状況が存在することも想定されます。
本事業では、貧困家庭やひとり親家庭の子どもたちへ学生服等のリユースプロジェクト「学生服バンク」を通じて、子どもたちを地域で育てる地域資源循環の仕組みづくりに取り組みます。
この学生服バンクプロジェクトの仕組みづくりを、地域で貧困や社会背景に課題のある子どもたちとその保護者の支援に取り組んでいる「子どもの居場所(子ども食堂)」と一緒になって取り組む(SDGs⑰ パートナーシップで目標を達成しよう)ことで、より精度の高い支援モデルを構築したいと考えています。
これにより、地域での資源循環(SDGs⑫ つくる責任 つかう責任)と、貧困の連鎖や関係性の貧困を断ち切り(SDGs①貧困をなくそう、④質の高い教育をみんなに)、子どもたちが健やかに希望をもって成長していける社会を目指します。
この事業で、地域社会に「学生服は、次の世代にリユースされるもの」という認識が流布し、「おさがりでも恥ずかしくない」文化が醸成されることも目指しています。
ぜひ、今年のふるさと納税の寄附先としてご検討いただければと思います。
ご支援の程、よろしくお願い申し上げます。
学生服バンクプロジェクトに寄付できる返礼品 /