この一年を振り返ると、新型コロナ禍での各支援活動や対応に加えて、8月からの佐賀豪雨災害対応や支援活動なども重なり、令和3年はあっという間に過ぎていった感じがしています。
年末に今年一年を振り返りながら、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
昨年に続き、今年も新型コロナウイルス感染症により、地域をはじめ、日本、そして、世界中の地域が多大なる影響とダメージを受けています。
また、令和3年8月の豪雨災害により、大町町をはじめ、武雄市、嬉野市、佐賀市などでは、家屋や暮らし、そして経済的被害をはじめ、精神的にも非常に厳しい状況が今も続いているなか、自分たちの力不足で無力感を感じることも多い中で、少しでも温かい気持ちで冬を越せるように地域や住民の方々を支えるCSOの支援活動がコロナ禍でも着実に拡がっています。
コロナで分断や孤立が叫ばれるなか、人を救えるのはやっぱり人なのだということを改めて感じています。
引き続き、皆でしっかりと支援活動を頑張っていきますので、もう一息のご支援を何卒宜しくお願い致します。
また、これまでの積み重ねと、コロナ禍での医療・福祉・こども・経済(サガン鳥栖や県警との連携など)・災害等の支援活動などを評価していただき、県内初の「地域再生大賞(共同通信社・全国46新聞社)」などの各賞や公益財団法人としては日本で初めての「非営利組織評価センターの「グッドガバナンス認証」もいただきました。
まだまだこれからですが、皆さまからいただいた言葉をむねに地域の仲間と力を合わせて踏ん張っていければと思っています。
今は一日も早い事態の終息や復旧・復興を願うとともに、これまでの日々の積み重ねや助け合いや支え合いの大切さ、自分自身の在り方や価値観を見つめ直し、新しい生活様式など、これからの地域における私たちの生き方について改めて考える機会と時間をいただいていることを改めて実感しています。
皆さまにとっても残り少ない今年がよき一年であることを心より祈っています。
≪年末最後のご支援のお願いです≫
新型コロナで、地域で大変な状況に陥っている方々を支える「佐賀支え愛基金」も、引き続きご寄付の募集しておりますのでご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
最後になりますが、私たち佐賀未来創造基金もふるさと納税での寄附集めなど、最後の一日まで頑張りますので、引き続きのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
どんな境遇の子どもたちも見捨てない!子どもたちの社会的孤立を防ぎ「誰一人取り残さない」を実現する佐賀県発『子ども救済システム』
こどもの社会的孤立防止のために2017年からこどもの居場所とアウトリーチ支援をはじめとした様々なメンバーが集まり連携しながら支援活動を行っています。
「あと5万円が足りなくて高校進学を諦めてしまった」というご家庭の声から始まった「こどもの居場所とつながる入学応援給付金」
現在、来年4月からの高校進学を希望する子どもや保護者の方々からの進学にかける想いをお預かりしている状況です。
来年の春、こどもたちが笑顔で入学できるよう、応援いただけましたら幸いです!
なにとぞよろしくお願いいたしま
■さらに今年はJAFと連携して、佐賀の子どもたちのために、自動車のジュニアシート(チャイルドシート)配布のためのGCFも実施中ですのでご支援をよろしくお願いいたします。
日々現場に出向き、さまざまな声や事柄に直面し、時には厳しい言葉をいただきながら、自分たちの力不足を感じながら自問自答することも少なくありません。
しかしながら、佐賀の仲間たちと支え合い、助け合いながら、「できることをできるだけ」「最後のひとりまで皆で一緒に」を合言葉に自分たちにできる支援活動を続けています。
地域の課題を解決するためには、関心を持ってくださる支援者の方々をはじめ、行政や企業など多くの方々の関心や応援が必要です。
温かいご寄付をはじめ休眠預金事業や社会的投資、そして寄付のなかでも人生の集大成といわれる「遺贈寄付」など、地域社会を支える兆しやうねり、そして志ある方々の地域への想いを感じるたびに元気と勇気を頂いています。
そんな応援の輪を少しずつでも拡げるためには地道な活動を継続し続けなければなりません。
年末最後のお願いとなり大変恐縮ですが、引き続き、地域の未来にご支援、ご協力をいただけましたらありがたいです。
重ねてになりますが、皆さま本年も大変お世話になりました。
「微力だが、無力ではない」――この言葉を信じて、私たち佐賀未来創造基金は来年も、地域の皆なで一緒になって、地域のあらゆる人々を応援し合えるプロジェクトを実直に進めていきます。
皆様におかれましては、コロナ禍のなか、くれぐれもご自愛いただきまして、どうぞよいお年をお迎えください。
公益財団法人佐賀未来創造基金
代表理事 山田健一郎
さがつくメンバー一同