~居場所とつながる人材助成金~
さが・こども未来応援プロジェクトは、子どもが経済的貧困や社会的孤立の状態にあっても夢を諦めることのない社会を目指し活動に取り組んでいます。
「子どもの居場所とつながる入学応援給付金」は、ふるさと納税寄附によるご支援ならびに佐賀県内外からの多くのご寄付を原資に、返済不要の給付金事業として2019年度より実施してきました。
今年度も、2025年校等への入学を希望する中学3年生を 対象に返済不要の給付金を支給します。経済的貧困や社会的孤立の状態にあっても夢を諦めず進学に挑戦できるよう、入学に伴う給付金で子ども達にエールを届けます。
この給付金受給が、地域の子どもの居場所に関わるきっかけとなることも願っています。地域とつながることにより、後に続く子ども達への希望となり、未来の地域人材育成に資するものです。
申請できる方
以下の(1)~(3)すべてに該当する方
(1) 佐賀県内に住所を有する中学3年生(2024年11月1日現在)
(2) 高等学校(定時制・通信制を含む)、高等専門学校、大学受験資格を得られる3年制の専修学校高等課程に進学を希望する者
(3) 次の①~③のいずれかに該当する者
① 住民非課税世帯
② 生活保護受給世帯
③ 新型コロナウイルスの影響により、経済的に困難な状況にある世帯
入学応援給付金の内容
※内容により10万円まで減額することがあります。
(2)用途:高等学校等進学時の必要経費
使途の例)入学一時金、教科書・制服・体操服等学用品の購入費用、教科外活動(部活動など)で必要となる物品購入等
(3) 支給時期:2025年2月中旬予定
・給付金の振込に際し、受給者ご本人の名義口座が必要です。
(4) 返済
・返済は不要です。
・進学後に近況報告のお便りを提出していただきます。
採択予定者数
10人程度
※基金残高(ご支援状況)により採択者数増の可能性あり
申請方法
専用の「申請入力フォーム」に必要事項を記入の上、送信してください。
・インターネット上の専用フォームです。
・スマートフォンからもアクセスできます。
・送信後、申請メールアドレス宛に控えが届きますので保管してください。
・中学校では受け付けません。申請フォームより直接お申込みください。
【申請入力フォーム】https://x.gd/CZCCB
上記のURLよりアクセスいただくか、下記のQRコードをスキャンしてください。
受付期間
2024年11月1日(金)~11月29日(金)17:00
・受付最終日は締切時間になると申請フォームが閉鎖となります。
・お早めにお申し込み下さい。
選考方法
・佐賀未来創造基金が定める助成選考委員会にて書類選考を実施します。
・成績は問いませんが、参考として成績に関する設問への回答が必要です。
個人情報の保護について
・申請受付時に取得した個人情報は、給付金交付のために利用されます。
・いただいた情報は、この目的の適正な範囲内において、在籍する学校および給付に関与する金融機関に提供されますが、それ以外の目的で使用されることはありません。
相談・申請窓口
代表TEL:0952-26-2228
担当直通TEL:080-7989-8469(平日10:00~17:00)
E-mail:info@saga-mirai.jp
本事業の実施者
主催:公益財団法人佐賀未来創造基金
協力:一般社団法人さが・こども未来応援プロジェクト実行委員会
よくある質問Q&A
可能です。給付金申請時点で、佐賀県内の中学校に在籍している中学 3 年生が対象ですが、県外の高等学校等に進学する場合も申請することができます。
公益財団法人佐賀未来創造基金が設置する審査会で申請の内容を審査し、給付候補者を書類選定の上、対象者を決定します。
候補者が多い場合、金額を調整したうえで給付額を最終的に決定します。
審査結果は、12月中に申請者あてにメールでお知らせします。
なお、審査結果の理由へのお問合せにはお答えできませんのでご了承ください。
この給付金は、高等学校等に入学前に必要となる入学一時金、教科書・制服・体操服等学用品の購入費用、また教科外活動(部活動など)で必要となる物品購入等にも活用できます。
この給付金は他の奨学金と同時に利用することは可能です。
ただし、奨学金によっては併用できないものがあるかもしれませんので、奨学金 申請時に確認してください。
合格されたら、入学後、進学先高校等発行の在学証明書を提出してください。
なお、この取り組みは子どもたちの夢と未来を応援するための取り組みです。
もし、残念ながら不合格となり進学が叶わなかった場合も、原則として返還は必要としておりません。ただし、一定の文書などを求める場合があります。
この給付金は、給付金を活用する生徒が社会的経験を重ねることにより、地域 のさまざまな方々とつながり、未来の地域人財の育成に資するものです。
子ども食堂などの子どもの居場所は、地域の方々が主体的に運営されており、その多くは運営を個人や企業の寄付・ボランティアなどで賄っています。
みなさんには、高校等に進学された後、時間を見つけて、地域の、あるいは関心のある子どもの居場所を訪問してほしいと思います (可能であれば、ボランティアに参加してみてください)。
そして居場所を訪問して感じたこと、考えたこと等を簡単な感想文にまとめ、提出してください。
※子どもの居場所…
気軽に立ち寄れてほっとできる、地域の子どもと大人が出会える場所です。「こども食堂」のような食事の提供、学習支援、遊びの場の提供など形態はさまざまで、佐賀県内にも約40か所あります(2021年9月1日時点)。
具体的な場所等は、「子どもの居場所ポータルサイト」で確認してください。
(※子どもの居場所ポータルサイトhttps://saga-codomo.com/index.php)