NPO法人嘉瀬川交流軸は嘉瀬川の防災施設、さが水ものがたり館の運営を中心として森・川・海を保護するための活動や河川を利用した楽しみ方を探求している団体です。

具体的な活動内容や目指している今後の取り組みを理事長の荒牧軍治さん(以下、荒牧さん)に伺いました。

◇答えのない環境問題の解決に挑戦する

NPO法人嘉瀬川交流軸はさが水ものがたり館で水のことを住民に知ってもらう「嘉瀬川交流塾」を開催したり、小学校や公民館で子どもたちに水と触れ合ってもらう出前講座を行っています。

また、通常の活動に留まらず佐賀大学で土木工学の研究を続けてきた荒牧さんは、市民活動として環境問題に向き合い調査や検証をしています。

現在取り組んでいるのが有明海に一度に約3,000本の竹を立てることによって牡蠣礁を増やす作業です。

2000年頃に有明海の海苔が色落ちすることや赤潮の発生が社会問題として取り上げられました。

二枚貝の減少によって海苔が色落ちしたり、プランクトンの異常繁殖を引き起こしているのではないかと考え、牡蠣礁復活に取り組んでいます。

「二枚貝が増えれば効果が出ることは確実なのですが、どの程度増えれば効果が見えるのかは正直まだ分かりません。

それでも今後、貝を増やすことができれば環境問題の解決だけでなく、私たちも”取って食べる”体験を楽しむことができるでしょう。」と荒牧さんは話します。

◇川や水を楽しむ団体が集まる「ハブ」になっていきたい

荒牧さんは水に関わり、関心のある人々とつながるネットワーク「佐賀水ネット※(詳細下記)」の代表もつとめています。

佐賀にあるクリークや河川を中心に水に触れ合い楽しむ活動をしている団体同士が繋がることによって、仲間を広げていく目的があるといいます。

「本当に自分たちが楽しんでいれば、地域が面白くなっていくと思っています。そのためには、まずはアイディアが浮かんだらやってみて欲しいです。」と力強く話す荒牧さん。

水を通してもっと楽しそうにしている風景を見たいという熱い思いが伝わってきます。

◇チャレンジするためには応援や資金が必要

これからもNPO法人嘉瀬川交流軸としてチャレンジをし続けていきたいと考えていますが、そのためには応援や資金が必要不可欠だといいます。

「効果が検証されれば事業として確立していきますが、それまでの活動は資金がないと挑戦することができません。」と話します。

そのためには多くの人たちに活動の必要性や価値を知ってもらうことが重要です。今後、志を同じくする者同士でつながり合うことで大きなメッセージを社会に向けて発信することが期待されます。

先ずは、佐賀に住む私たちが地域の自然の魅力に気づき「面白がる」ことをしていきたいですね。

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