毎年、8月上旬に開催される佐賀市の一大イベント「佐賀城下栄の国まつり」。
今年で52回目となり、JR佐賀駅から佐賀城跡へつづく佐賀のメインストリート約2kmを会場に、出店や各種イベントが開催され、約20万人の来場者でにぎわいます。
その一方で毎年大きな問題となっているのが、会場にポイ捨てされる「ごみ」。
20万人が出すごみの量は想像を超えるもので、お祭り終了後、道路上にはごみが山積し、近隣の住民からの苦情も後をたたず、お祭り存亡の機すら懸念されていました。
当法人では、この「ごみ問題」を解決すべく、京都の「一般社団法人祇園祭ごみゼロ大作戦」理事長 太田氏のアドバイスのもと、佐賀市中央大通りエリアマネジメント協議会(佐賀城下栄の国まつり実行委員会)、NPO法人さが市民活動サポートセンターと協働して、「ごみダイエット大作戦」を実施しています。
この活動の結果、ポイ捨てごみは劇的に減少、例年22時のお祭り終了後から午前2時までかかっていた祭り関係者総出の清掃活動は23時半に終了することができ、予想以上の効果を実感しています。
また、来場者からボランティアへ、
「良い活動ですね。今後も続けてください」
「若い人がボランティアで活動してくれている姿は、祭りに活気が出てよいですね」
という明るいお声かけをいただいたり、近隣の住民の方々によるごみについての苦情もなかったりと、まさに主催側、ボランティアや来訪者、近隣の方々「三方よし」の活動となっています。
令和4年度参加者の声
参加者同士で助け合うことができたので1人で参加したけどとても心強かった
『ごみダイエット大作戦』は荏原環境プラント「e-さが基金」の直轄事業として開催しています。
また、開催にあたっては、弊財団が定める「新型コロナウイルス感染症予防・拡大防止のための基本方針」および「同ガイドライン」に基づき実施しています。
ごみダイエット大作戦とは
佐賀市の一大イベント「佐賀城下栄の国まつり」において、会場内にエコステーションを設置して、来場者に向けてごみの分別・持ち帰りを呼びかけ、お祭り終了後のごみの散乱を防ぐ取り組みです。
例年 たくさんのボランティアで、このエコステーションを運営しています。
エコバッグづくり・提供のお願い
ごみダイエット大作戦2023で来場者に渡す(ごみの持ち帰り)エコバッグづくりやエコバッグのご寄付をお願いしています。
・学校や団体で新聞紙エコバッグを作って提供
・事業所のノベルティの余りや規格外品の提供
・etc..
学校や団体、企業等で取り組んでいただける方は、お問い合わせください。
お問合せ先
佐賀市中央大通りエリアマネジメント協議会
事務局:公益財団法人佐賀未来創造基金 / 特定非営利活動法人 さが市民活動サポートセンター
090-8399-0713