震災発生後の初動における緊急支援、そして復興に向けた継続的な支援を、ここ佐賀県では「東日本大震災復興支援 佐賀から元気を送ろうキャンペーン」をはじめ、行政、企業、CSOにより主体的に実施してきました。
当初、被災地の復興には10年余を要すると言われてきた東日本大震災。
発生から約3年が経過した今、その悲惨な記憶は時の流れとともに希薄になり、現在、日本各地で行われている震災復興イベント等は減少傾向になっているようです。
復興の状況は大きく変わらず、現地の方々は今もなお「私たちの存在、そして起こった出来事を忘れないでほしい。」という声をあげ続けていらっしゃる状況です。
そんな今だからこそ、つながり続けること、そして、決して風化させないことが大切なのだと思います! そのような中で、今だからこそ私たちにできることは、被災地の現状を佐賀の皆さんに情報発信して継続的な支援を続けることだと考えます。
この度、公益財団法人佐賀未来創造基金は、「佐賀から元気を送ろうキャンペーン」の活動の想いと志金を引き継ぎ、さがつく分野指定寄付助成事業基金を設けます。東日本大震災の復興支援活動を行う佐賀県内のCSOの継続的な活動に対し、また、これからおこるかもしれない災害復興等の支援に関する活動及び防災活動に対し、みんなで寄付を集める(”志金”を持ち寄る)仕組みとして設置します。
復興支援活動を現在も続けている活動団体で話し合い、更なる仲間を集めて、「つながり」「続けていく」「風化させない」活動を行うことが目的です。皆さま、ぜひご参加ください!