【御礼】年末年始のご挨拶
― あなたの想いが、人を育て、つながり、未来を循環させています ―
佐賀未来創造基金の活動を日頃より支えてくださっている皆さまへ
年末年始にあたり、心より感謝を申し上げます。
皆さまのお一人おひとりのご寄付、ご協力、そしてあたたかな応援が
確かな形となり地域の中で生き、人を支え、つながり、そして未来を育んでいます。
2025年は、世界的にも不安定さが続いた一年でした。
新型コロナ以降に残る分断、終わりの見えない戦争や紛争、物価高騰や災害の頻発——
こうした状況は、私たちの暮らしや地域の現場にも大きな影響を与えています。
その中で、私たちが何度も立ち返ったのは、「それでも、人と人がつながることで、地域は前に進める」という感覚でした。
12月のさがCSO交流会では、分野や立場を越えた多くの団体・人が集い、
「一人で抱えていた悩みが、つながることで軽くなった」
「つながることで新しいチャレンジが生み出されてがんばれる!」という声が生まれました。
また、新たに「NPO法人サービスグラント」「NPO法人AYA」のふたつのCSOの仲間を佐賀へ迎え入れ
県内外の知恵と経験が交わり始めています。
さらに10月には地域金融機関の皆さまと立ち上げた「ちいきん会」も新田顧問とともに拡がっていき
来年は佐嘉再興パートナーズとの連携構想「佐嘉再興基金」などのチャレンジを行い
地域の挑戦を“お金だけでなく、人と想いで支える”新しい一歩がはじまっています。
そのほかにも「コスメギフト基金」や「こどもの居場所支援」「入学応援給付金」など地道な支援活動も継続して行っています。
さがさぽやさがっこ、そしてSPFなどとの連携では、栄の国まつりでの「ごみダイエット大作戦」、企業連携事業やパントリー
災害時の経済界との連携など様々な取り組みを実施しています。
どの取り組みも迷い、立ち止まり、それでも「誰かの力になりたい」という想いを共有し、皆で知恵を出し合いながら前に進めてきました。
10年以上、地域共生社会と資源循環を願って取り組んできたのですが
最近、何より心を打たれたのは、支援が“循環”し始めていることです。
子どもの頃に支援を受けた子が、成長して地域を支える側に回る。
キャリア教育の場で学んだ高校生が、数年後には講師として後輩の前に立つ。
皆さまの寄付は、確かに「その場限りの支援」ではなく、未来へと続く人の流れを生み出しています。
2025年の後半は個人的には「学び」のなかでの慌ただしい日々でした。
佐賀県のAIスクールで学び、その後はエバンジェリストとして、学びを広げる取り組みをしがら
西九州大学デジタル社会共創学環で「NPO・NGO論」の授業を受け持ち、留学生たちと一緒に
多文化共生をはじめ、地域共生、そして社会課題解決について考える時間が続きました。
体力的にも頭の中もフル回転の日々でしたが、「学び続けること」「挑戦を止めないこと」こそが
地域と向き合う私たち自身に求められている姿勢だと、改めて感じた機会でもありました。
私は、「まちづくりは人づくり」だと信じています。
人が育ち、人が支え、支えられた人がまた誰かを支える。
その循環の真ん中に、皆さまの想いがあります。
2026年も、佐賀未来創造基金としても学び続け、挑戦し続けたいと思います。
AIやDXといった新しい力も活用して、人を置き去りに孤立化させるのではなく
人と人をつなぎ、想いを届け循環させるための資源のひとつとして活かしながら
皆さまと共に、引き続き佐賀の未来を育てていきたいと願っています。
本年も、親愛なる皆さまへ心よりの感謝を込めて。
公益財団法人 佐賀未来創造基金
代表理事 山田健一郎