私たちは、行政や企業とNPO・地域の方々をつなぎ、地域・社会課題解決に取り組む「市民コミュニティ財団」です。
「どんな境遇の子どもたちも見捨てない!」という誓いのもとに始まった、佐賀県発の「子ども救済システム」構築の取組「さが・こども未来応援プロジェクト」。
2017年11月20日「世界子どもの日」にガバメントクラウドファンディングを立ち上げて以来、この取組を継続してきました。今回のプロジェクトでは、新型コロナウイルス感染症拡大防止・予防による臨時休校等の対応をするため、学童保育をはじめとするこども食堂などの「こどもの居場所」の支援活動を応援するプロジェクトを実施しています。
「子どもたちの笑顔と保護者の安心」を守るための支援活動です。
皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
公益財団法人佐賀未来創造基金
代表理事 山田健一郎
この「こどもの居場所を応援するプロジェクト」では、新型コロナウイルス感染症対策による2月の全国一斉臨時休校に伴って、CSO(市民活動団体)等が実施する子どもやその保護者への支援活動に対して助成金の支援を行ってきました。
アンケートやヒヤリングなどによる具体的な現場の声から、マスク・アルコール消毒液等の衛生管理に係るものを、県内の学童や子ども食堂など、大変ななかでも支援活動をしている「こどもの居場所」に支給する等の支援活動を実施してきました。
新型コロナ感染症の緊急事態のなかでは、子どもや保護者の方々の社会的孤立が懸念されており、その支援活動はより一層必要になってきます。
皆様のご支援、ご協力、そして、ご寄付をなにとぞよろしくお願いいたします。
新型コロナ感染症のなかでも、支援活動を実施している学童をはじめこども食堂・保育園などを含めた「こどもの居場所」の方々を対象に助成支援を実施します。
活動現場で必要な、マスク・アルコール消毒液や子どものための遊び道具やおやつなどをはじめ、開設運営や人員確保などのための資金助成と現場で活動をする方々を支えるための伴走支援を実施していきます。
新型コロナウイルス感染症拡大防止・予防に伴う臨時休校などでの社会的孤立
新型コロナウイルス感染症が拡大していくなかで、子どもをはじめ保護者の”あたりまえの”生活(くらし)ができなくなってきています。
臨時休校になってからは、学童保育をはじめとするこども食堂などの「こどもの居場所」などの現場の団体は自分たち自身も厳しい状況のなかで、子どもたちのためになんとか踏ん張ってくれている現状です。
子どもたちと保護者の方々を支えるための社会の仕組みである「こどもの居場所」がスムーズに運営できるだけでなく、フードパントリーやこども宅食など食事配送や訪問型の支援などを含めた手助けを物資や資金で応援することで、地域に必要な「こどもの居場所」の多様な機能でこの難局を乗り越える一助になっています。
『NPO等のさまざまな取り組みを佐賀県は全力で応援します』
佐賀には子どもたちの居場所の活動をはじめ、素晴らしい活動をしているNPO等の「志」がたくさんあります。 行政が制度を作ってしまってからやってくださいとお願いするのではなく、現場の活動がしっかりあって、それを応援して一緒に進んでいくのが佐賀の良さです。
自分自身も子どもの頃は、仲間や地域から助けてもらった記憶があります。どんな子どもたちとも接点が持てる居場所が必要です。
子どもを中心とした多様な地域の居場所が広がっていくことを願っています。NPO等のさまざまな取り組みを佐賀県は全力で応援します。ぜひ一緒にやっていきましょう。