『NPO法人活動にチャレンジする女性(あなた)へ』

■佐賀未来創造基金では佐賀県「平成27年度地域女性活躍推進事業」を業務受託し、NPO法人で活躍中の女性10名を取材しました。

■この取材中、ご家族やお仲間の理解を得るために皆さんがそれぞに工夫されていることや、活動を続けるうえで困られたこと(それを解決した方法)など、さまざまなGood Practice と Bad Practiceを伺うことができました。

■今回はその事例を元に、皆さんにもぜひ活かしてほしいアイデアをシェアします!

<家族への心がけ>

◎新聞やテレビの情報を活用して、自分が取り組んでいることを間接的にPR!

・パートナーの理解を深めるには、直球だけでなく時には変化球も必要です。
・NPO活動の内容をダイレクトに伝えるだけでは「自分が好きだからやってるんだろう?」と受け止められてしまうことも。
・関係する社会的な情報にもアンテナを張って、家族やパートナーにさりげなくシェアしていきましょう。

◎夫婦や家族との「ほどよい」距離感が、あなたのNPO活動を支えます。
・あなたの「やりがい」すべてが、家族やパートナーの「やりがい」と完全一致することはなかなかありません。
・お互いに良き理解者となるために、相手の「やりがい」にも寄り添いましょう。

▲「あなたもやるのが当然でしょう!」はご法度!
・NPO法人活動に携わる人たちに限った話ではありませんが・・ ・家事や育児の分担を望むならば、「ありがとう」の積み重ねが何よりも効果的です。
・ちょっとしたことにこそ「ありがとう」を伝えましょう。これが「当たり前」の日常に繋がっていきます。

▲「○○だろう」「◇◇のはず」の思い込みは危険!
・「家族ならわかってくれる」という思い込みの前に、活動に対するあなた自身の想いややりがいを整理してみましょう。

<活動仲間への心がけ>

◎「困ったときにはお互いさま」のキモチを大切に。
・得意なことを活かして、自分にできることは励みましょう。
・困ったときには曖昧なままにせず、早めに周囲に声をかけて共有していきましょう。
・「甘え上手」で仲間を増やすのも、活動を気持ちよく続けていくコツの一つです♪

◎「ありがとう」「助かったよ」の声かけで、お互いに気持ちよく。
・感謝を伝えること、相手の長所を褒めること、

◎相手が求めているコトに、意識を傾けてみましょう☆
・NPO法人活動を続けていると、お互いの情熱がぶつかり合って意見が合わないこともでてくるかもしれません。
・そんな時にも、まずは相手の声に耳を傾け、相手が求めているコトや目指しているコトに意識を傾けてみましょう。

<NPO法人活動をはじめるときのコツ>

◎自分の関心ごとや、身近なお困りごとからてがけてみましょう☆
・小さなことへの関わりでも、実際に自分で動いてみることで沢山の気づきが得られます。
・NPO法人主催のイベントに参加してみるのもオススメ!活動の様子を垣間見ることができます。

◎自分の得意なコトや好きなコトを活かせるチャンス!
・あなたが当たり前だと思っていることも、誰かにとっては羨ましい特技かもしれません。
・特技や興味関心を活かして、あなたの居場所を創りだすことだって夢じゃない!
・「さがCSOポータル」で県内のNPO法人活動情報をチェックするのも気軽な方法のひとつです。

http://www.cso-portal.net/

▲「分からない」ことは曖昧なままにしない。
・新しい世界に入る時や、初めての取り組みには分からないことがあって当然です。
・分からないことは曖昧なままにせず、周囲の人たちにアドバイスを求めましょう!

▲思い込みで動かない。
・「誰かの役に立ちたい!」という想いの強さゆえ、時にはチカラが入りすぎることがあるかもしれませんが・・ ・活動の相手が求めているコトに、意識を傾けながら活動を続けましょう。